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1日目 大阪

 2016年9月3日、相棒のしるこサンドと綾鷹と共に新幹線で東京から出発…!目指すは大阪の天満。

                                                                約3時間の陸の旅を経て、集合時間ギリギリに天満に到着しました!他のゼミ生はだいたい到着                                                              していました、みんなさすがです。着くやいなや、早速たこ焼きを食らいました。個人的に

                 たこ焼きは、大阪で食べたいものランキング1位でした。その願いが最速で叶いました。

                                                          その後天満を散策。そこで狂気じみた安さを誇ることで有名なスーパー玉出を発見!

                 おお、これが玉出かー!以前テレビで観たのでその存在は知っていました。しかし安いのは

                 素晴らしいと思うのですが、そのあまりの安さとパチンコ店のような店の派手な装飾が

                 相まって商品の品質が少し不安になりました。飲料水やパンなどを購入しましたが、それらは                  普通のスーパーと変わらないものでしたが、1円の商品は少し不気味で手を出せませんでした…。

                                                                                                                                               

                            (ハンバーグやサイダーが1円…!→)

 

 そして伊丹市立美術館へ移動し、岡崎京子展を見学。施設の庭には枯山水が設けてありました。

人通りも少ない立地で、落ち着いた雰囲気が出ています。岡崎京子展では岡崎京子先生の

漫画作品を初めとし、その略歴、作風、時代背景などを観覧することができました。

私たち平成生まれがリアルタイムで接触した時代ではありませんでしたが、20歳前後の若者が

抱える精神的葛藤をうまく表現していて、これは現代にも共通するものがありました。

作品を読んだことはありませんでしたがとても興味の湧く内容でした。

これは帰ったら読まねば…!

 

 その後は大阪でも屈指の人気を誇る水族館、海遊館へ。その規模(敷地面積、水槽の大きさ、生き物の種類数など)をは日本、アジアでもかなり上位に食い込む水族館のようです。海遊館周辺には観覧車や海をまたいだ大きな橋があり、まずそっちに目がいきました。開けた景色がとても爽やかです。さらに港もあり、船が往来していました。まさに水族館に

ぴったりの立地です。人も多く、なんだか東京のお台場みたいな印象を受けました。

館内では大小様々な生物を観ることができます。敷地面積がかなり広いため、生き物の数も

他の水族館を圧倒していました。ゆっくり歩いていると、2時間くらいは滞在できるほどの

ボリュームです。本当にたくさんの生き物がいて、紹介しきれないのが残念です。

そこで個人的に一番気に入ったものを載せておきます。90度反転アザラシです。この顔…。

 退館後、海遊館周辺にラプラスがいることが判明(ポケモンGOです)。みんな興奮していました。

私はポケモンGOをやっていなかったので、激しい疎外感を味わいましたが動揺することなく

次の目的地へGO。

 次は大阪の代名詞、通天閣です。私たちはまずその周辺を散策しました。通天閣周辺は巨大な看板が立ち並ぶ飲食店街で、文字フォントが大きく奇抜な電飾を施す店が多かったです。隣にある温泉施設もかなり大きい(スパワールドという温泉です。8階建ての施設でプールもあります、すごい…)。その雰囲気は観光地というよりか、思うがままに派手な店をできるだけ多く詰め込んだ所、という印象でした。                                       

                                           (↓店の一角、大きな看板と派手な装飾)

 夕食後、通天閣の展望台に登りました。私は派手すぎるこの街の景観があまり

好きではありませんでしたが、展望台からの夜景は大阪市が一望でき、きれいな印象として

残りました。ちなみに方角は地面の十二支で

表されています。変わっていますね。

 

 

 

 そして天満の宿へ戻り明日へ備えます。

深夜、近くの銭湯へ行きました。私は銭湯大好き人間なので、旅先の銭湯なんてワクワクが止まりません。

その後めちゃくちゃがっつりしたラーメンを食べました。夜に食べてはいけないやつです。明日は胃もたれだ…!

 

 

2日目 京都

 2日目は京都です。我々は大阪から京都の太秦映画村へ向かいます。悪天候かと思われた2日目も、見事に晴れ。快適に旅ができそうです。嵐電という路面電車を乗り継いで最寄り駅に到着。入園後は早速散策です。園内は江戸の町並みが表現されています。古い造りの町並み、池や橋など。時代劇の撮影施設だけあって、巧みに表現してあります。

 

 一通りのんびり散策し、ショーを観に行くことに。客参加型のショーで、ゼミ生の

ゆーちゃんがちゃんばらの指導をうけました。役者さんはけっこう難しいアドリブも

出してきますが、彼は見事な対応を見せ、ショーは成功に終わりました。

 近くに手裏剣を投げれるお店があり、先生を含めた男3人で手裏剣投げに挑戦。

手裏剣は地面と水平に、横向きに投げるのかと思っていましたが、正しい投げ方は

地面と腕を垂直に、上から投げる…というものでした。あ…ダーツみたい…。

やってみると、想像以上に難しい。手裏剣が重くて的まで到達させること自体も

けっこう力がいりますし、的にとどいたとしてもなかなか刺さりません。

こんなに難しかったとは…!しかしがんばって何とか一回的に当てる事ができました。その難しさ故、当たると達成感があって気持ちいいです。昼食は京風うどんを食べ、他の展示物を観て映画村を後にしました。

 

 バスに乗り京都国際漫画ミュージアムへ。多数の漫画やその資料が保管してある施設です。まず私は、たくさんの週刊誌のバックナンバーに目がいきました。雑誌掲載時の過去の名作を確認することができます。当時生まれていなかった頃に連載されていた作品が雑誌に載っている…!そしてありがたいことに、スタッフの應矢さんの案内で、一般非公開のゾーンも観覧させていただけることになりました。他の研究員さんや経営の裏話も聞け、経営者視点での漫画に対する熱意を感じることができました。その後は各々が自由行動。私は谷口ジローの「遥かなる町へ」という漫画が面白すぎて、ひたすら読んでいました。しかし退館時間になり読了できませんでした。(後日購入しました) 何度でも行きたくなる施設です。この周辺に住んでいる人たちが羨ましい…!

        

                           (館内の大きな火の鳥の前で撮影)

 

 

 

 その夜は京都でも最も栄えている観光スポット、四条河原町を散策しました。鴨川周辺の                   町並みはまさに京都、という感じで、和風な建築物で構成されています。しかし少し歩け                    ば、都会を象徴するマルイや東急ハンズなどのお店もあります。落ち着いた雰囲気と都会の                   両方の側面を併せ持っていて、住みやすそうな町です。

 私は京都に来たら毎回行っているラーメン屋があります。ゼミ生たちと、今回も行くことにしました。しかし、時間を見るとラストオーダー間近。人気店なのですんなりとは入れない店です。寺町通りの猪一という店へダッシュ!案の定、店の前はすごい行列ができていました。少し不安になりましたが、その日最後の客としてなんとか入店できました。長時間並んだ甲斐もあり、出てきたラーメンの美味さに涙がでそうになりました。店員さんの接客もたいへん心がこもっていて

 夜は心斎橋の宿へ戻り、疲労しまくった脚を休めました。

 

 

3日目 宝塚・神戸

 3日目は兵庫の宝塚からスタートします。宿を出て梅田、神戸、宝塚を結ぶ私鉄、阪急線に乗り宝塚まで行きます。そこで、阪急のマークが少し特徴的なことに気がつきました。

(阪急のマーク)

 ヘ音記号を逆にしたようなものと、羽のようなものが左右に配置されています。阪急電鉄株式会社によると、真ん中の2本の直線が阪急のH、左右の羽や曲線が新しい領域に挑戦する若々しさなどを表しているそうです。(参考サイト: http://www.hankyu.co.jp/company/vi.html) 壮大な意味がありました。普段看過している会社のロゴはいろんな意味が込められているんですね。

 数時間後、宝塚に到着。駅では、歌劇団を象徴する銅像がお出迎えです。私たちはまず手塚治虫記念館に向かいました。宝塚は手塚治虫が長年過ごした地であり、その記念館が設けられています。館内は手塚治虫の略歴やたくさんの作品紹介、漫画も置いてあります。私は一人で時間を忘れてブッダを読みまくっていました。

 次は宝塚劇場へ。劇場内に歌劇団を紹介する施設があり、劇団の成り立ちやスターの紹介があり、劇の雰囲気や規模を確認することができます。私は宝塚歌劇団についてほとんど知識がありませんでしたが、スターの劇や規模を知って、一度生で観てみたくなるくらい感化されました。

 

                  (羽をつけて写真撮影させてもらえます!)

 3日目後半はお菓子工場見学です。神戸市西区のグリコピアに移動します。グリコピアでは、お菓子の代表格であるポッキーやプリッツなどが生産される工程を見学することができます。原料が焼かれ、徐々にお菓子の形になっていき、梱包される…完成までの一連の流れは、見続けていてもぜんぜん飽きません。これらの商品は普段当然のようにスーパーなどに並んでいますが、生産の裏側を知る事で受け取るありがたみが分かりますね。

 他にもグリコの歴史やお菓子の豆知識も展示してあります。その中でもグリコの歴代おまけ玩具が飾られているコーナーは、かなり驚きます。軽く数千種類くらいあります…。限られたコストで、これだけたくさんの玩具を思いつくのは脱帽です。

(おまけ玩具、これ以外にもたくさんあります)

 夜は三宮でフィールドワーク。三宮といえば、渋谷の忠犬ハチ公のように待ち合い場所としてよく利用される、パイ山というオブジェクトがあるのですが、この日は工事で閉鎖されていて、拝む事ができませんでした…。気になっていただけに残念です。(後日調べたところ、向こう5年間は工事で使用不可のようです、長い…)

 三宮は神戸市の中でもかなり都会で、東急ハンズやOPAなどのお店があります。しかし人で混んでいるイメージもなく、適度な都会という印象を受けます。街の景観もきれいです。

 

 散策するうちに、三宮駅と隣の元町駅を結ぶ高架下商店街(ピアザkobe、160以上の店があります)を発見。残念ながら店はほとんど閉店時間でしたが、通って雰囲気を確認することはできました。広くはない通路の両側に、店がひしめきあっています。服やくつ、雑貨屋に加えて、たくさんの飲食店もありました。内向きの構造なので、外からは商店街があることが分かりません。トンネルのような高架下です。高架下商店街には様々なタイプがありますが、通路の狭い内向き構造は東京にあまりないです。高架下にも地域差がでるんだなあ…。

(ピアザkobe)

 これにて3日目終了。心斎橋の宿に帰ります。

 

 

4日目 再び大阪

 最終日は食品サンプル体験です。食品サンプルとは、飲食店の店前に置いてある

料理の模型です。意外なことに、食品サンプルと実際の料理は作り方がほとんど同じだそうです。

私たちはパフェを作らせていただきました。みんなのセンスが出ます。

 その後の質問時間で食品サンプル業界が、とても閉鎖的であることを聞きました。

たしかに食品サンプルに就職、という話は聞いた事がありません。職人だからこそ

成せる仕事ですね。

 最後はお好み焼きの人気店、千房本店で昼食。店員さんが高速マヨネーズかけを魅せてくれました。本当に早い、高い位置から目にも留まらぬスピードでマヨネーズがかけられてゆく…。パフォーマンスも素晴らしかったですが、味も申し分無く美味しかったです!

 

 以上で旅行の全日程が終了です!3泊4日は案外早かった。しかしiPhoneの万歩計をみたら、夥しい歩数を記録していました…。こんな歩いた事今まであったかな。かなり疲れましたが、個人の旅行では決してできない体験を通して見聞を広めることができた旅行でした!!

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