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1日目 (9月3日)

大阪府天満駅前にある「ホテルダイキ」さん前で宮本ゼミ7期生のゼミ旅行がスタートです!こちらのホテルは宮本先生も今回初めて利用するホテル。一見レストランのようだったので驚きました(部屋はいたって普通の旅館風)。


まずは昼食を全員で。大阪名物たこ焼きをほおばります。ソース味と醤油味を1人あたり合わせて8個の計算で12人前購入!醤油味を食べるのは初めてでした。ソースも美味しいけど、醤油はさっぱりしていてまた違った美味しさ!!8個も食べるとたこ焼きだけでお腹いっぱいになりました。大阪に来た実感がわいてテンション上がります。


その足で近くにあるスーパー玉出へ向かいます。パチンコ店のようにネオンがまぶしいスーパー。どの商品も東京に比べてお値段低めの設定です!すごい!私は大阪ならではのポイントを求めてソースコーナーをチェック。意外と種類の豊富さは東京と変わらないように感じました。一方で違ったのがお惣菜コーナー!(写真)ソースもの、多いです。その中でも面白かったのが惣菜パックに貼られたシールたち。よく見ると「めちゃうまい」とか「ごっつ旨い」なんて言葉が!!これ、大阪の人からすると普通なのでしょうか。気になります。

昼食後は伊丹市立美術館で「岡崎京子展―戦場のガールズ・ライフ―」を見学。いろいろな女性の心情や生き様をすごくリアルに描いているな、という印象を受けました。岡崎さんの描くイラストや漫画が学生時代から全盛期に至るまで多く展示されていたのですが、当時の雑誌記事に岡崎さん自身の写真がまるでアイドルのような形で残されているのに驚きました。岡崎さん自身が、作品に登場する女性のようにとてもおしゃれで美しかったです。記事の中にはファッションの良し悪しについてはもちろん、女の子のムダ毛処理の良し悪しなんかにも触れてあり、近年ではあまり見かけない内容も当時は掲載されている事に驚きました。


見学が終わるとその足で海遊館へ。太平洋を模した巨大な水槽が大迫力で美しい!ジンベイザメの大きさに驚きました!あとは私の好きなアザラシやペンギンが、ガラス越しではなく肉眼で見られる展示や、サメやヒラメに触れられる展示が魅力的でした~!サメを触ったのは人生初…!ザラザラしていて、お蕎麦の麺みたいだなと思いました(笑)あとはお子様向けのスタンプラリーを1人で楽しめてよかったです。スタンプのイラストが全て可愛いので記念におすすめですよ!ずっと写真を撮って回っていたのですが、クラゲの写真を撮るのが楽しくて目覚めてしまいそうです。とっても幻想的…!

さて、だいぶ足が痛くなってきましたが、まだまだ今日の予定は終わりません。海遊館を出ると新世界へ!ここで各自夕飯をとります。私は渡辺さんと串カツを食べに行きました!どれも美味しい~!この串カツ屋さんには“デザート串”なるものがあったので2人で「チョコバナナ」と「苺みるく」を注文。チョコバナナは普通に焼きバナナとチョコパイを食べているみたいな感じでした。苺みるくは…。なんて言うのでしょうか…。2人ともひと口食べて何も言わずに笑い出しました。そんな味です。生の苺に衣をつけて揚げ、練乳をかけて串に刺した。そんな味です。決してまずくはないのです、ただ笑っちゃいます。

 

さてさて、自由時間の後は全員で通天閣!照明がメンテナンス中で真っ暗です。5階(地上から約103.3m)にある展望室も真っ暗です。夢を叶えるゾウやたこ焼きキティ、ビリケンさんも真っ暗なところに放置されて悲しんでいることでしょう。

ビリケンさんは通天閣のシンボルで、神様のキャラクターです。この浅い情報しか無かったので調べてみたところ、実はビリケンさんは1908年にアメリカの芸術家フローレンス・プリッツさんが「夢の中で見た神様」を作品にしたものが起源であると言われているそうです(ビリケンさん公式HPより)。1人の夢の中に出てきただけで異国の地で神様と崇め奉られているなんて…。足を撫でると福が訪れるそうな!皆さんも通天閣を訪れた際はぜひビリケンさんの足をなでなでしてくださいね!

 

2日目(9月4日)

2日目は京都の旅です!まずは東映太秦映画村へ。時代劇のオープンセットがとても好きでした。まさしく映画やドラマなんかに出てきそうな美しい風景。今回は「激突!忍者ショー『サスケ』」と「ちゃんばら辻指南」という2つのショー鑑賞。2つめのチャンバラショーでは、お客さんの中から選ばれた数人が演者さんと一騎打ちをできるという素敵なコーナーが!沖田総悟役の演者さんがおちゃめでとても素敵な方でした。私たち宮本ゼミからは、カオくんが選ばれて剣さばきを披露。ナイスリアクションで見ていてとても楽しかったです!私もこういうのに恥ずかしがらず参加できるような性格になりたかった…。


映画村の魅力は古い日本の街並みだけではありません!パディオスという建物内では戦隊ヒーローの展示や、東宝アニメーション作品のポスターや商品の展示が行われていました。最新のアニメ作品から、授業で習ったようなアニメ史に残る古い作品まで、たくさんのポスターがあって興奮してしました!戦隊ヒーローの展示では、ヒーロー達の中でもリーダー(である事の多い)と言える「○○レッド」が大集合しているコーナーが!!!おそらく日本中で1番元気がよく、戦闘能力の高い集団だと言えるでしょう。自分は戦隊ヒーローものに詳しくないため、どれが誰なのかさっぱりでした(笑)唯一分かったのがこのキョウリュウジャー!変身する際にかっこいいヒーローたちが歌い踊る様がおもしろく、ギャップにやられた一作です。

 

さてさて、映画村を堪能した後は私が今回の旅で1番楽しみにしていた京都国際マンガミュージアムへ!「江口寿史展 KING OF POP」を見学します!

京都国際マンガミュージアムは、2006年11月に旧龍池小学校の校舎を再利用する形で開館したミュージアムです。館内には30万点ほどの漫画や漫画に関する資料が保管されており、そのほとんどが寄贈品。30万点と言われてもあまり想像できませんよね。今回の旅では宮本先生のおかげで(?)特別に地下書庫等の「関係者以外立ち入り禁止」エリアにも入る事ができたのですが、本当にすさまじい量の漫画が並んでいました。大学の図書館の本全部が漫画、みたいなのをイメージしていただけたら良いかと。中でもすごいなと感じたのが「マンガ工房」という展示。漫画がどのように作られているのかを実際に見る事のできるコーナーなのですが、実演している作家さんに漫画を見てもらう事も可能なのです!漫画家デビューを目指す方々が原稿を持ち込んで1日中張り付いていることもあるんだとか(笑)とっても素敵な展示ですよね!あとは、外からも見られるのですが、小学校のグラウンド部分が人工芝生になっていて、そこで寝転がりながら漫画を自由に読めるのが最高!でした!京都に住んでいたら絶対に年間パスポート買ってた~!


さて、施設の紹介はこのくらいにして、江口寿史展のお話を。江口さんのイラストは都内の駅や広告などで多く見ていたのですが、古い作品や漫画作品を鑑賞するのは今回が初めてでした。女の子が、本当に、本当に、可愛い。。。の腕や脚、手の形ひとつを見ていっても、全てがリアルな女の子に仕上がっています。ちゃんと骨があって、肉があって、というのが平面上のイラストから感じられました。額の中の人物の美しさに見入ってしまい、恋をしてしまいそうなくらいです。本当に素敵な作品ばかりでした!その中でも好きだったのは雑誌『Weekly漫画アクション』の「美少女のいる街風景」シリーズ。自分も見たことのあるような街並み(めっちゃリアル)に、江口さんの描く美少女…たまりません。あ~~~~何かの間違いで私も描いてもらえないかなああああああああ一生大事にしますうううううううううううううううううう。こんな風に取り乱すほど江口さんのファンになりました。

この後はマリベルさんというチョコレート店で馬鹿美味いアイスを食べて(後から知ったけど実はここ京都の大学に通う幼馴染のバイト先だった)、遅刻してきた中川君と合流してようやく7期生が全員そろったとこで夕飯を食べておやすみしました。中川君については本人が詳しく書いていることでしょう。そんなこんなで2日目無事終了。

 

 

3日目(9月5日)

   3日目は神戸に来ました!やっと全員そろって観光できるぞ~やったやった!なんだかだらだらと長い旅行記になってしまっているのでここからザックリいきますね!

   まずは「手塚治虫記念館」へ!いろいろな展示があったけど、地下1階でゲットした「手塚治虫のたからづかワンダーマップ」がとってもお気に入りです!手塚先生ゆかりの地を散策できちゃう地図!可愛いイラスト入りでめちゃめちゃ可愛い。これを持って宝塚市をふらふら歩きたいなあ。と思ったけどそんな自由時間は与えられなかったので次に関西に来たら実行したいです!

 

  この日私が1番楽しみにしていた宝塚大劇場~~~!3階の企画展では「こうもり」「THE ENTERTAINER!」の衣装や小道具の展示がズラリ。実はこれ、私が人生で1度だけ見た宝塚歌劇の演目なんです~~~~~~~~!タイミング良すぎて自分でもびっくりですよ!!!!!どこ見ても知っている衣装や小物!特に小物なんかは、「これあのシーンだ!」と分かる物が多くて心がほくほく。数か月前にあの公演のチケットを取ってくれた友人に思わず感謝のメールを送信しました。おそらく7期生の誰よりも楽しめたんじゃないかな!!!「THE ENTERTAINER!」は本当に私の大好きなものを詰め込んだようなショーでして…。衣装デザインもそうでしたが、ミュージカル音楽にポップス、ピアノバラード等様々なジャンルの音楽を扱っていて、男役トップの北翔海莉さんのギャグも最高で、男役のみなさんが歌い踊っている姿はアイドルユニットのように見えて…。ミュージカルであり漫才でありコンサートであるショーでした。うーん最高。そんな最高なショーを思い出させてくれた企画展示も最高。その企画展示を予定に組み込んでくれた宮本先生も最高。最&高ですよ本当に。うぇいうぇいPONPONPONです。

 

 

 


 

4日目(9月7日)

           ついに最終日です!!!!!!!!!!!!!!「森野サンプル」さんで食品サンプルを作ります。もうヘトヘトだし、そんな元気ないよ!(´;ω;`)って思いながら向かったのですが、終わってみると、いや、これ、めっちゃ楽しかったです。今回は全員パフェのサンプルを制作しました。パフェ。フルーツの配置にセンスが問われるんですよ。まず白い綿のようなものを入れたコップに、どのような配置にするかを決めて、それを本番でそのままソフトクリーム(のサンプル)の上に乗せるのです。私、どや顔で配置を決めました。「これもう絶対おいしいパフェだ!私すごい!」と心の中で笑っていましたええ。

しかし。

「あれ…これ、ソフトクリーム、邪魔では…?」

 

 

 


そうなのです。私はコップに詰め込まれた綿が平らに盛られていたために、ソフトクリームのきゅっと上にはねている部分を考えずにデザインしていまったのです!!!!!!!!これは大変だ!!!!!!!みなさんも気を付けてください!!ソフトクリームの存在を忘れると考えた配置が無意味になってしまいます!とりあえず。いっぱい乗せてごまかそう!!!!!!!!!!!

そいうわけで、当初の予定とは変わって具だくさんのベリーパフェが完成しました。まあでも美味しそうだからいっか☆☆最後には森野さんから全員にみかんの食品サンプルストラップの贈りものが。終わりが良かったので全て良しです。

次の日、一部のゼミ生はUSJを楽しんだそうですが、私はサークルの合宿のために直帰しました。この後一週間サークルの合宿を楽しみ、課題をまともにする時間がなかったのはまた別のお話…。

参考文献

通天閣公式HP <http://www.tsutenkaku.co.jp/index.html

ビリケンさん公式HP <http://billiken.jp/

京都国マンガミュージアム公式HP <http://www.kyotomm.jp/

(2016年9月22日アクセス)

TRAVEL DIARIES* NAGISA KITANI

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